顔面神経麻痺に鍼灸は効果的?「顔面神経麻痺の症状」や「鍼灸の効果」のまとめ
顔面神経麻痺はWHO(世界保健機構)の鍼灸適応疾患の一つに挙げられております。
顔面神経麻痺の症状や鍼灸にはどのような効果があるのか、具体的な作用が気になるのではないでしょうか。
今回は「顔面神経麻痺に対しての鍼灸治療」について解説します。
顔面神経麻痺の症状
顔面神経は主に顔の筋肉を動かすための神経です。
顔面神経麻痺では、顔面神経の伝達障害により、顔の筋肉が動かせなくなる疾患です。
障害される部位に応じて「中枢性」と「末梢性」に分けられます。
本項では「末梢性」の麻痺について説明していきます。
顔面神経麻痺には、さまざまな原因があり、多くは、血行不良によって神経がある場所にむくみが生じ、神経がお押しつぶされる事で発生します。
顔面神経麻痺による症状
・口角が下がる:笑いにくい
・口笛がうまく吹けない
・額にしわが寄せられない
・目が閉じれない:目が乾く、涙がこぼれる
・味覚障害:舌の前方2/3で味覚の低下
・聴覚過敏:人の声が大きく聞こえる
当院の鍼灸治療
末梢神経を回復させるためには、1日でも早い治療が必要です。
鍼灸治療の「鍼」と「灸」それぞれの効果を説明していきます。
「鍼」
お顔にある特定のツボを刺激する事で、顔面神経・顔面神経管周辺組織の血流が改善し、麻痺の回復を促す効果を期待できます。
また、顔面神経が支配している筋肉へも刺激を与え動かなくなった表情筋の運動を促し維持することができます。
「灸」
免疫力を高め炎症を抑える効果が期待できます。
顔面神経麻痺は、疲労やストレス、免疫力低下など、全身の不調が原因となります。
全身のバランスを整える事で回復が促進されるため、お腹や手足などのツボにもお灸を使って刺激を与えます。
全身の血流や代謝を改善し、免疫力や自律神経のバランスを整えます。
施術の流れ
・顔への鍼灸…血流を改善し、お顔の動きを促す
・箱灸…免疫力を高め自律神経を整える
・顔周りのマッサージ…表情筋の緊張を和らげ、動きをスムーズにする
お困りの方へ
顔面神経麻痺の治療は、顔への鍼灸治療を不安に感じる方もいらっしゃるかと思いますが、初めてのお客様に安心して施術を受けていただけるよう豊富な施術実績を持つ国家資格者が丁寧にカウンセリングを行います。リラックスして治療を受けていただけるよう施術を行なっていきます。お気軽にお問合せください。
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