逆子には鍼灸治療がオススメ!詳しい治療内容をご紹介

逆子治療#逆子#逆子のお灸#東洋医学

静岡県掛川市の整体・鍼灸院「灸Style掛川本院」です。

逆子治療

赤ちゃんを授かり、順調に成長していく中で「逆子」の診断を受けて不安に思われる妊婦さんも多いのではないでしょうか?
逆子を治す1つの方法として『鍼』が『お灸』があるのはご存知でしょうか?
当院にも逆子治療を目的としていらっしゃる妊婦さんは、とても多くいらっしゃいます。

本日はそんな逆子について、詳しくご紹介していきます。

 

 

《逆子と鍼灸》

 

 

①:そもそも逆子ってなに?

「逆子」とは、赤ちゃんの頭が下ではなく上を向いている状態のことを言います。
医学的には「骨盤位」と言います。
本来ですと、赤ちゃんの頭が子宮口の方を向きますが、逆子の場合は足が子宮口の方を向いてしまっています。
逆子の場合、そのまま出産を迎えると帝王切開などの対応が取られる場合があります。

妊娠中期ころまでは赤ちゃんにとって子宮は広く、活発に動き回るゆとりがある為、赤ちゃんは様々な方向に
向きを変えながら過ごしています。
妊娠後期に入り、体が大きく成長すると、赤ちゃんは最も重い頭を下に向けた「頭位」という状態で落ち着きます。

妊娠中期(27週未満)での逆子の割合は全妊娠の20%~30%ですが、このほとんどは分娩時には頭位になります。
妊娠37週時点での逆子の割合は、全分娩の約3%です。

②:逆子の原因

逆子の多くは原因が不明となっていますが、明らかになっている原因として下記のようなものが考えられます。

*子宮筋腫
*前置胎盤
*先天的な子宮の形態異常
*羊水過少or羊水過多
*多児妊娠
*赤ちゃんの形態異常

これら以外では、お母さんがストレスを強く感じていたり、体が冷えていると子宮も冷えて、
狭く硬くなってしまう事も原因の一つではないかと言われています。

※妊娠中のストレスや不調の緩和が期待できる『マタニティマッサージ』についてはこちら

③:鍼灸での逆子治療

逆子を治す方法として、逆子体操やマッサージなど様々な方法がありますが、
全日本鍼灸学会の発表によると、鍼灸治療の逆子の矯正率は89.9%と報告されています。
また、胎児や母体への副作用も全く認められなかったと報告されています。

逆子の原因の1つとして『冷え』が考えられます。
お灸によってツボを刺激して、気の流れや血流を改善することで冷えを解消することができます。
冷えが解消されると、お腹の中も暖かくすることができるので、赤ちゃんの回転が促され逆子が治ると言われています。

③-1:三陰交(さんいんこう)へのお灸

 

逆子治療で使用するツボ
 

<場所>
・足の内くるぶしから指4本分上のところ
・骨の際にあり、押すと重い痛みがあるところ

<効能>
子宮周辺の下腹部や胸部にも作用し、体の冷えを緩和してくれます。
その結果赤ちゃんが動きやすくなり、逆子が改善するといわれています。

この三陰交というツボは、生理痛や生理不順の治療でも使用するツボです。
非常に影響の強いツボですので、妊娠5ヶ月未満の方は刺激を与えないよう注意してください。

③-2:至陰(しいん)へのお灸

 

逆子治療のツボ

<場所>
足の小指、爪の生え際

 

<効能>
至陰を刺激することで、子宮や胎児の動きが活発になるため、
胎児がお腹の中で回転し、逆子が治りやすくなるといわれています。

これらのツボへのお灸を、毎日続けるとより逆子が改善されやすくなります。
また、先程ご紹介した三陰交というツボは、「安産のツボ」でもありますので、
安定期に入った方は、ぜひ積極的に三陰交を刺激してみてください♪

~まとめ~

逆子でお悩みの妊婦さん、ご不安な思いをそのままにせずに東洋医学に頼ってみてはいかがでしょうか?
逆子治療は、診断後早ければ早い程改善率が高くなります。
ぜひお早めに灸スタイルにご相談ください。

 

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掛川鍼灸治療院 灸style