【美容鍼】内出血のリスクを心配されている方必見

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静岡県掛川市にある整体・鍼灸院「灸Style掛川本院」です。
冷えのケアに特化した『足湯のある』整体・鍼灸院です。

美容鍼の内出血について

本日は美容鍼による『内出血のリスク』についてです
内出血はなぜできるのか?どんな人ができやすいのか?など、詳しくご紹介させて頂きます。
内出血が怖くて美容鍼を受けるか迷っている…なんて方ぜひ参考にしてみて下さい♪

《内出血はなぜできるのか?》


もともとお顔には、沢山の毛細血管が通っています。
その毛細血管の状態が健康であれば、血管の壁がしっかりしていて弾力がある為、
鍼が血管に当たっても避けてくれるようになっています。

しかし、下記の理由などで血管の壁が脆くなっている方は、鍼を避けられず内出血となる可能性が高くなります

*皮膚が薄くて柔らかい方*


皮膚が薄くて柔らかい方は、加齢や紫外線のダメージ、皮膚への摩擦刺激などによって肌のコラーゲン線維が減少し、肌の弾力が低下します。

皮膚の弾力が少なく、内出血するリスクも高まります。

*喫煙されている方*


タバコに含まれているニコチンが血管を収縮させる作用があります。
血管が過度に収縮すると、血液の流れが悪くなり血管自体の質も悪くなると内出血のリスクは高くなります。

*特定の薬を服用している方*


アスピリンなどの抗凝固剤を服用されている方は、血液凝固が起きにくくなっている為、
鍼などの少しの刺激でも内出血が起きやすく、出血しやすいリスクがあります。

上記以外にも睡眠不足や栄養不足など、様々な原因が重なっている事が多いです。
血管が鍼を避けられず破れてしまうと、そこから血液が皮下組織に流れ出します。
漏れ出した血液が皮膚の外に出て出血すれば内出血にはなりませんが、血液が皮下組織に残ってしまうと
内出血となり、皮膚の色が青や紫色に変わります。

《内出血の大きさや治るまでの期間》


美容鍼による内出血の大きさは、ほとんどが小指の先端程、直径1センチ程度の大きさです。
ファンデーションやコンシーラーで隠せる程度の大きさですが、
大事なご予定やイベントの直前に施術を受ける場合は、目立つ所を避けて施術してもらうのがオススメです

また、内出血は個人差もありますが特に何もケアをしなくても、2~3週間で治ると言われています。
とにかく早く治したい方の場合、内出血した初日は保冷剤などで冷やしていただき、
その後炎症が落ち着いてきたらホットタオルなどで温めて頂くと比較的治りが早くなります。

《内出血に痛みや腫れはある?》


血管にも神経が通っている為、鍼が血管に刺さった場合は肌の奥の方でチクっとする場合があります。
また、施術中には気がつかず施述の翌日などに気がつく場合もあります。

内出血には、動脈系と静脈系の2種類があります。
動脈系の場合は、鍼を抜くとすぐに腫れる為内出血に気がつきやすいですが、
静脈系の場合は、少しずつ出血して痛みもほとんど無い事が多いので、施述後数日たってから気がつく場合もあります。
どちらも大きさは小指の先端程で、2~3週間で綺麗になくなります。

《まとめ》


以上、美容鍼灸によって起こるリスクのある”内出血”についてご紹介させて頂きました。
内出血というと悪いイメージを抱きがちですが、体にとっては決して悪いものではありません。

鍼灸治療のベースにある、東洋医学の考えでは内出血は体の悪い物を外に出してくれるもの、
滞っていた”気”や”血液”の流れをスムーズにして、体の不調を改善してくれると言われています。

体にもともと備わっている「自然治癒力(自分で治す力)」を使って、内出血が起こった場所では
皮膚の組織が修復され、新しく状態の良い肌へと生まれ変わっていきます。
内出血は体のよく無い部分を改善するための自然な作用で、内出血が治る過程で体の不調が現れている部分も
一緒に改善されていくと考えられています。

また、普段から体やお顔の血行を良くするようなマッサージやストレッチをしたり、
胃腸に負担のかからない食事や、体を温めることで血管を強くし、内出血のリスクを少しでも少なくしていきたいですね。

この記事を書いた人

掛川鍼灸治療院 灸style